Light of hope Ⅰ【完】
ナースコールを押してから数分、ドアが開かれて医者とナース数名が入ってきた。
「どうされました?」
「それが話をしていたら急に頭を押さえだして……」
「神崎さん、聞こえてますか?」
未だに頭の中が回っていて、コクコクと頷くのが精一杯だ。
「頭に何かおかしな感じがありますか?」
「……回ってる」
「そうですか」
私がそれだけ呟くと、医者は少し考え込んだ。
「……貧血ですかね。とりあえず検査をしましょう」
医者の一言でナース達は慌てて動き出す。