Light of hope Ⅰ【完】
しばらく進むと難所が現れた。
「これは車椅子じゃ無理だよな」
目の前には階段……。
これは車椅子を放棄してもいいよね?これがあると下に行けないし…。
車椅子はここに置いて、階段を下りようとすると、
「あれ、女の子?」
後ろから男の人の声がした。
「えっと、お邪魔してます」
慌てて振り返ると、どことなく蓮に似ている男の人が立っていた。
「ああ……俺は如月 隼人(きさらぎ はやと)、君は?」
「神崎由美といいます」
……如月ってことは当然だけど蓮の家族か…お兄さんかな?