Light of hope Ⅰ【完】
蓮の腕の中で、小さくなりながら怖々と見上げたが、思っていたよりも不機嫌ではない蓮に拍子抜けをする。
もっと怒ってるかと思った…。
「何でって、起きたら誰もいなかったからだよ」
しょうがないでしょ?と言うと、呆れたようにため息をついた蓮は、近くのソファーに私を下ろした。
「車椅子はどうした」
「階段の上に置いてある」
「そこから隼人に連れてこられたのか」
「うん、そうだけど……隼人さんって蓮の何?」
多分お兄さんだとは思うんだけど…、
「俺の兄貴だ」
やっぱりそうか……。