Light of hope Ⅰ【完】
「まぁまぁ、蓮も少しぐらいいいだろ」
「少しじゃねぇ、2時間ぐらいここを離れてたんだ」
海斗が苦笑をしながら庇ってくれるが、それを一蹴りしてしまう。
「え、何かあったの?」
蓮が深刻そうに言うものだから、朔達も心配そうにこちらを見てくる。
「蓮の両親に会っただけだよ」
たったそれだけ…という感じで言ったにも関わらず、蓮と私以外が息を呑んだ。
「………大丈夫だったの?追い出されちゃう?」
さっきのダメージから回復した陽がゆっくりと立ち上がり、かなり怯えながら聞いてきた。