詩集


『ハナウラナイ』

好きか嫌いか、生きるか死ぬか
何でもござれ、かまやせぬ

一枚二枚と引き千切り
好みの呪文を呟けば

散り行く花の美しき
最後の一つ、それが定め

――ただ一つだけ胆に銘ず
その葉の命をかけた運命
簡単に反れると思う事なかれ


好きか嫌いか、生きるか死ぬか
千切るも捨てるも、アナタ次第。

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