らぶ・みー 
デートの待ち合わせは、いつもの駅より3つ先の駅だった。

彼の家がある駅だ。

ツーリングワゴンの車内でサングラスをかけて待っている彼は、声をかけずにしばらく見ていたいくらい、絵になっていた。

この車に、これから自分が乗るのが嘘みたい。

ドキドキしながら近づいていくと、私を見つけた彼は、すぐにいつもの笑顔になった。



「おはよう。待った?」

「おはよう。嬉しくて早く来すぎちゃった。」

「じゃ、私ももうちょっと早く来れば良かったな。そしたら、一緒にいられる時間が長くなったのに。」

「そう言ってくれるのは嬉しいけど、待つのも楽しいよ。俺のためにオシャレしてくれたんでしょ?」

「え?あ、こんな感じでどうかな.....?」
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