もう一つの恋愛学園
友夜と私は残され、
結局…二人で飲み物対決に参加する事に…。

一つのストロ-を使い2人で
挑む物だと後で気づいた。
ハ-トの形があり、
飲み口に差し込まれ、
右と左の2人でコ-ラ一気飲みらしい。

豪華賞品が並べられ
電動自転車など、この学園の場所を廻るのも楽になるのは言うまでも無く。

何て考えている間も無く、順番が回ってきてしまった。
『これって何度考えても
ディプキスって事よね…友夜とやれって事ぉ…』

頭の中でさらにフル回転で回っている。

友夜が私の方を見て、私の腕を掴み、いつの間にか
番が回ってきたらしく…。
「お前はいいから…くわえてろ…」

友夜が私に小声で伝えてきた。

相手がステ-ジに上がってきたと思ったら…何と
さっき金魚をあげた、女の子と、まったく知らない男性だった。

「では!始め」

(カ-ン!)

鐘が鳴らされ、一気にコップに入っていたコ-ラが無くなって行く。
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