夢あゆみ ~君と生きる未来~
第四章 暴かれる時


それから少し経った頃。



私は制服に着替え、トシと一緒に学校の昇降口の下駄箱の影にいた。



「もうトシのご両親に恥ずかしくて顔向け出来ないよ…」



「悪かったって。機嫌直せよ、舞咲」



「無理」



私は拗ねるようにトシから視線を外した。



すると、隣にいた総司と斎藤さんは笑いを堪えていた。



ちなみに原田さんと永倉さん、近藤さんは入院している平助の所にいるらしい。







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