「恋」って何だろう。
本日は、夏樹とデートです。


「あー…何を着ていったらいーのー」


クローゼットをあさっていたら、誕生日に買ってもらったスカートとTシャツが出てきた。


「これならいっかな〜」


有名ブランドのものだし。


急いで着替えて家を出た。


「遅れないようにしないと(汗)」


私は走る。


はー…疲れる…


やっとのことで目的地に到着〜。


夏樹はまだいない。


「時間まではあと…5分か。」


あんま遅れるとデートの時間短くなっちゃうよ〜


その時。


「ごめん、遅れて。」


「うわぁあぁあぁ!!ビックリしたー」


背後から来ないでよ…


「悪いな。ホントすまん。あのさ、そこの喫茶店入ろうよ。俺、アノ時の写真持ってきたから」


私はうなずいた。


「いらっしゃいませー」


洒落たカフェだな〜!


「まず、飲み物とかケーキとか頼もう?瑠花からどうぞ」


「ありがとう。じゃあ、えーっとぉー…ショコラケーキとカフェモカのトールサイズお願いします」


「かしこまりましたー」


「瑠花意外!トールサイズって一番大きいサイズじゃん!!飲むんだね〜」


「悪い?別にいーでしょっ」


トールサイズじゃないと小さいから。


夏樹の注文も終わり、私たちはテーブルに座った。


「ほら、これ。」


その写真に写っていたのは、今の夏樹と大違いの夏樹だった。
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