君と本気のラブゲーム



キスの後、朦朧とした意識の中で好きを告げると、京佑くんは、満足げに微笑んだ。



そんな笑顔にすら、きゅんと胸が鳴った。





ああ。


きっと一生、この人には、かなわない。




こうやって何度でも心を奪われて。



何度でも、君を好きになる。



何度ゲームをしたって、行きつく先はきっと、ここなんだと信じるよ。




ここ、なんだと。



君の、もとだと。








*END*


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