意地悪なご主人様【おまけ完】

宗次side

「声が大きいんだよ」

・・・

オレの言葉に驚き、

二人がオレの方を見た。

・・・

夏樹は、

慌てて巧から

離れようとした。

・・・

夏樹なりに、

オレに気を使っての事だろう。

・・・

だけど、

バカ巧は、

夏樹を離そうとせず、

ギュッと抱きしめていた。

・・・

「夏樹は、

宗次にはやれない」

・・・

オレは巧の言葉に、

カッとなった。

・・・

「ふざけんな。

他の女にも手を出す奴が」
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