意地悪なご主人様【おまけ完】

巧side

・・・

今日は、

外回りから、

直帰した。

・・・

玄関のかぎを開け、

中に入った途端、

・・・

夏樹の付けている、

香水の香りがした。

・・・

夏樹がここに来たのか・・・

・・・

どこかですれ違ったのか?

・・・

オレは慌てて外に出ると、

駅に向かって、走り出していた。

・・・

しかし、

どこを探しても、

夏樹の姿はどこにも見当たらなかった。

・・・

溜息をついたオレは、

また家に向かって歩き出した。

< 223 / 389 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop