いつか必ず…

「あの…広田先生。」


頭ポンポンしないでほしい…


先生は私の考えを察したのか慌てて手を離した。


「あぁ、ごめんね。
弱い子見ると放っておけないんだ。」


…保健室の先生としては…いい先生かも。
私は心の中でそう思った。


「私、母に1日に1回必ず保健室の先生に話聞いてもらいなさいって言われてるんできますね。
これからよろしくお願いします。」


「うん、お母さんから聞いてるよ。
辛くなったらいつでもおいで。」


男の先生だから、関わりにくいと思ったけど違ったみたい。
よかった…


私は一礼してから保健室を後にした──
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