いつか必ず…


「俺がさ、悠梨ちゃんに会いに行く!っつったら冬也に“お前は五月蝿いから俺が行く”とか言われちゃってさ。
冬也、ひでぇよなぁ!」



「おい、陽。
余計なこと言うなよ。」





2人の会話を耳にしながらクスクスと笑いをもらした。




……いつもの言い争い。
この会話を聞きながら、私は再び幸せな感情に浸ることができたのだった──
< 50 / 260 >

この作品をシェア

pagetop