いつか必ず…


「あのさ、悠梨。
悠梨が冬也を好きじゃないのならすごく言いづらいんだけど…」


「何?」


「途中で2人ペアに分かれてほしいの!!」


もしかして、陽くんと2人きりになるために?


「いいよ。
親友の頼みだもん!!
そのかわり頑張ってね。」


「…本当、悠梨みたいな親友持ててよかった。ありがとう…」


「那月大げさだよ。」


私は那月のリアクションに苦笑したり、那月が陽くんの話を嬉しそうに話すから私も楽しく聞いていた。


那月と話すのが楽しくて気がつくと家の最寄り駅に着いていた。

< 84 / 260 >

この作品をシェア

pagetop