いつか必ず…
「あのさ、悠梨。
悠梨が冬也を好きじゃないのならすごく言いづらいんだけど…」
「何?」
「途中で2人ペアに分かれてほしいの!!」
もしかして、陽くんと2人きりになるために?
「いいよ。
親友の頼みだもん!!
そのかわり頑張ってね。」
「…本当、悠梨みたいな親友持ててよかった。ありがとう…」
「那月大げさだよ。」
私は那月のリアクションに苦笑したり、那月が陽くんの話を嬉しそうに話すから私も楽しく聞いていた。
那月と話すのが楽しくて気がつくと家の最寄り駅に着いていた。