いじめを越えて

だから否定できない

助けてくれなかったのを気にしてないって言ったら嘘だから

「でも今は違うよ」

大崎くんが続ける

「好きだよ。入学式で浅井見つけてびっくりした。」

私の髪にそっとふれる

「長いストレートの髪の後ろ姿で確信した」

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