溺愛兄に囲まれて。




「優那と瞬、と―」


お母さんを見た高城さんはすごく驚いた顔をした。


「唯子さん…」


唯子、それはお母さんの名前だった。


「…久しぶりね、優輝さん」


最後に会ったのは17年前かしら―



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