溺愛兄に囲まれて。



「あれ? 優那、何か買ってきたの?」


手に持っている袋を見て瞬が言った。


「ああ、これ、蓮兄が載ってたから買ってきたの」


「ぶはっ!」


蓮兄がコーヒーを吹いた。


「…蓮?」


涼兄が心配そうに蓮兄を見ている。



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