溺愛兄に囲まれて。



「それにしても母さん、久しぶりだね 3年ぶりくらい?」


「そうねー、前こっちに来た時はまだ優那と瞬が中学生だったもの」


蓮も涼も翔も新人だったわね、とお母さんが言う。


そっか、そんなに久しぶりなんだ。


「で、どうなの? みんな仕事頑張ってる?」


母さんが言う―蓮兄、涼兄、翔ちゃん、瞬の方を見て。



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