生徒会長と私と幼なじみの三角形
届かない恋

~翔side~


「なーなー、りおー」

「何?」

「今日帰りゲーセン行かねぇ?」

「別にいいけど。」

突然だが、俺とこいつ、木下莉緒は幼なじみだ。

昔からどこに行くにもいつも一緒で。

昔から莉緒が好きだった。

ぶっちゃけた話、莉緒に近づく男とかムカつくし。

でもなぁ、莉緒のやつはどう思ってんだろうなー…


変な俺…


「翔っ?聞いてる?」

「あ、ごめん。聞いてなかった。」

「ったく。昔から翔は変わんないんだからさぁ……」

「だから、ごめんって……」


こんな日々がいつまでも続けばいいと思っていたり思っていなかったり……








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