ただひとつ。Side Story
それから俺は…
いくつかの恋愛をしてきた。
まさに十人十色、
色んなタイプの女と付き合ってみたけれど……
どれもこれも、長続きなんてしなかった。
いつしか俺の日常は……
颯太と共にいることが当たり前になっていた。
あいつといるのは楽だったのかもしれない。
一切気を遣わず、思ったことを言い、面倒くさけりゃ放っておく。
そして、毎日加藤と罵り合って……
そんな風に、過ごしていた。