涙ペットボトル

文化祭準備Ⅰ    あかり【side】



「あかりー!そこの布取ってー」


「はーい」


「ありがとー」



朝から夕方まであたしたちの学校は、

文化祭準備です。




かのんちゃんは、衣装担当。


あたしは、スイーツ担当。




なぜならあたしたちのクラスがやる

出し物は、




コスプレ喫茶なんですっ!




どうしてコスプレなのか分かりませんが

クラスのみんなが一致。



あたしは、コスプレするのが

無理だからスイーツ担当になりました。




「あーあー。衣装担当めんどーい」

かのんちゃんが言う。


「仕方ないよ~。あたしだって

めんどくさいよ」



「へーへー。

優太くんとちゅーした人が……」


「きゃーーーー!!!!!!」

かのんちゃんの口をあたしは、ふさいだ。



「なによー!ほんとのことじゃん」



「それは、、、その。。。」


あたしがゴニョゴニョしていると

「さっさと付き合っちゃえば?」


とかのんちゃん。



付き合っちゃえばって。。


「だってまだ、、優太くんには

好きな人がいるじゃん」



そう。。優太くんは、やっぱりちーちゃんのことが好きだから。



だからあたしなんて、、、、



「じゃあなんでキスしたの?」


「……………え?」



「だーかーらー優太くんは

どーしてあかりにキスしたの?」



「えっと、、、、睡魔に襲われて?」



「あほー!観覧車乗ってる途中で

睡魔に襲われるやつがおるかー!」


かのんちゃんがあたしの頭をビシッとたたいた。


痛い…………………。




< 149 / 300 >

この作品をシェア

pagetop