涙ペットボトル

初デート♡     あかり【side】





ピピーーーー!!

「はーい!今から持久走のタイムはかるよー!」



「はーい」




今、体育の時間です。


はぁ。



やだなぁ。嫌いな持久走です(泣)。



しかも高校生は、1500なんだね。



つらいよー。



「あかりー!!もー持久走やだー!!」


隣でかのんちゃんが言っている。



「かのんちゃん、、、足速いじゃん。

いいなぁー」


「そーゆうことじゃないのよ!

あたしはね、めんどくさいのっ!

こんなことしてるひまがあったら
ヒロくんとデートしたい!」



ビクー!!!!


「え?あかりどうしたの?

そんな、びっくりして」



「え?へ?…──あ!大丈夫だよ」



「怪しいな」



鋭いですっ!かのんちゃん鋭いですっ!



「別に怪しくなんか、、、」


「男子ー!!1位、岡田ー!!」


男子体育の先生が大きな声で言った。


ちなみに、男子は2000走るんです。


で、女子より先に走ったんですけど



優太くん、、1位だよぉ…─────



「優太くん1位じゃん。

スゴーイ!」


「だね。。かっこいい……………」


あたしがぽーっとしていると


「やっぱ怪しいよ。あかり。

なんか優太くんとあったでしょ?」 


ニヤニヤしてるかのんちゃん。



怖い怖い。。(泣)



「吐けっ!!!!」



「はい…」





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