【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定




「れ、恋那お前……」



僅かに震える声でそう呼ぶと
彼女は柔らかい笑みを見せた。



「……多分ね。」



想像も、つかなかった。



あのお腹に、人がいるなんて。
あのお腹に、命が宿ってるなんて。



親父が死んだ日。


新しい、命の誕生。



ーーーーーきっとこれは、運命かもしれないな。






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