Oh!
チュッと、音を立てられる。

「――当、麻…。

んんっ…」

角度を変えて、もう1度当麻に唇をふさがれた。

舌が口の中に入ってきて、なでられる。

何度も繰り返されるキスに、頭がぼんやりとし始める。

「――安奈…」

耳元で名前を呼ばれた瞬間、あたしは当麻の背中に両手を回した。

当麻が好き。

その事実を、改めて知った。


まぶしい朝の光に目を開けると、たくましい腕があたしを抱きしめていた。

腕の主に視線を向けると、彼は幸せそうな顔で眠っていた。
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