好きなキモチ。
「宮野さんがそう言うなら……俺らは、部屋の外にいる。ただし!清水の様子がおかしくなったりしたら……必ず俺を呼んで」
「うん!」
「よし、じゃあ出るからな」
ポンッと、頭に置かれた大きな手。
翔太くんに触られたところが熱くなる。
バタンと扉の閉まる音と共に、翔太くん達は部屋から居なくなった。
……さて、と。
「なぁちゃん?翔太くん達、もう居ないよ。だから──…」
私が言い終わる前に、鼻の啜る音が聞こえてきた。
「……なぁちゃん、泣いてるの?」