好きなキモチ。


わんわん泣きながら、私を抱きしめてくれた。


「みこ~っ!私のこと、なぁちゃんってよ、呼んでたのっ?うれじぃ~!」


『清水泣きすぎ~』と周りからケラケラと笑われていた。


そして

教室の入り口は、皆が私を囲んでいたからぎゅうぎゅう詰めのような状態。



なんか嬉しい。
クラスの輪に入れたとゆうか…。

上手く言葉に出来ない感情が私を包み込む。


「影山っ!良かったな、オレ超嬉しいよ!!」



なぁちゃんに抱きしめられている私を見ながら、満面の笑顔で竹井(タケイ)くんが言ってくれた。



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