未来はない (地味っ子サイドストーリー)

会員制の馴染みのバーで

いつものウィスキー 氷が丸い いつものこと

いつもと違うこと

「翔・・・なんかあそこ華やかだなぁ?」

バーテンが近づいてきて

「今日は、女王様がおなりなんだ」

小声で言う

女王様?

気になり、こっそり見ると

女と目があった

面倒なことが嫌で、カウンターに向き直る

コツコツコツ

ヒールの音がホールに響く

近づいてくる

ヒールの音が近くで止まる

振り返ると・・・・女王様にふさわしい美貌

俺の目を見て、視線をあげ

「あらーやすくん!」
< 2 / 92 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop