未来はない (地味っ子サイドストーリー)

「はなさん、お久しぶりですね・・・・って、木下?」

気づかれた・・・

取り敢えず・・・挨拶するか

立ち上がって

「靖典さん、お疲れ様です」

「いやー一人で飲もうと思ってきたんだけど・・・・

木下のとなりいい?」

チッ

「一人なんでいいですよ」

無理やり作る、営業スマイル

「えーじゃー私もー」

なんで?

ってか、誰?

不思議そうに見ていたら

「クスッ・・・木下気づいてない?」

何がだよ

「・・・何ですか?」

女も不思議そうに見る

「・・・一条華さんだよ!」

・・・・

あーだから、女王様ねー

「はじめまして、木下悠です」

取り敢えず名刺を出し

「あー藤宮の開発部長さん?」
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