お願い…先生。
『一緒にいく??』

『…え!?』

『流星群一緒にいく?』

本当に言ってるの?
誰かに見られたら…。
先生、どうなるかわからないよ?

『でも先生…。』
いいかけて
茉莉は考えた。

言ってしまったら
こんな良い機会を
逃してしまう…。

茉莉が黙ってしまったのを見て
先生が声をかける。

『あ、俺とは行きたくないって?』
先生は笑いながらいう。

『そ、そういうわけじゃなくて!!』

『じゃなくて??』
先生は
茉莉の気持ちに
気づいているかの様に
笑う。

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