神名くん



花に埋もれていく先生をただ触れることができず見つめていたのです。その横ではやはり神名くんがいるのです。そして、いつもと変わらないのにどこか真面目な慎一が私の手を握って立ってくれているのです。それに甘えて、私めも手をつないでいるままなのです。



慎一はこう言う時に妙に優しくなるものすから、時々私めも調子がおしくなるのですが、どうやら、今日はそんな気分じゃないのです。それに、神名君もこんな状況で、慎一につっかかると言う状況ぢもないらしく。


私めも振り払うきも起きずただ慎一に甘えていたのです。




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