タイトル未定
「達也がいいな♪」
飛び跳ねながら出ていく達也さん。

「……お前は?」

金髪が聞く。

「……今坂理沙。」

「俺は弘哉。日高ヒロヤ、高2だ。」

「…高1です。」

俯きながら答える。
……男なんて信じないもん。
皆ケモノなんだよ、お父さんと同じなんだよ、どうせ。

「お前、なんで外にいたの??」

……痛いとこをつかれた。

「……別に。」
「あ、家出??」
「……」

間違ってはいない、うん。

「あ、当たり??」
「……。」
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