素直に言えよ



「あぁ。他の男には、するなよ?」


違う男子に抱きつくなんて...


絶対に許さねぇからな。


「するわけ...ないじゃん」


じゃあ、俺は特別...


そう、思ってもいいのか?


「約束だぞ?」


俺は唯華の言葉を聞かずに教室に入った。


「翔くん!!見てみて~!!結構喫茶店っぽくない!?」


そう言われて教室を見渡す。


「そうだな」


でも、机の配置とか...


もうちょっと工夫した方がいい気がするな。


なんか、普通に並べてあるってだけだし。


しばらくすると唯華が教室に戻ってきた。


戻ってきて早々、内田とハグ。


ずるいなー、内田。


俺も唯華に抱きつきたい...


って俺!!


変態みたい...


気持ち悪!!



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