恋日和~記憶を越えて~


近くの公園で夜7時、会うことにしたあたしたち。


あと10分でその時間がやってくる。

あたしは少し早く、公園にいた。

「星がきれい…」


あの日、湧と見た空みたいで。
「忘れたくないっ…」


切なさがこみ上げてくる。





「寒い中待たせてごめん」

湧が、来た。
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