いちごmiruku

誕生日

いつものように通学路を千里と歩いていると千里は言った。
「ねぇあれからどうなったの?」
ドキンッ
「あ、あぁあれね・・・・」
あの後私達は学校には戻らず、そのまま家に帰った。
冷やかされるのが嫌だったから。
「・・・好きって言われた」
「で?」
「でって?」
「何も言われなかったの?」
「何が?」
「だから、付き合おって言われなかったの?」
「へ?」
「・・・はぁ、何やってんのよ輝は!!」
「ははは・・・」
あ~あ今日学校行きたくなかったな・・・。
調度教室に付いた頃、千里は
「そういえば、苺って誕生日いつ?ずっと聞こうと思ってて聞けなかったから・・・」
「あぁ・・・私は12月25日だよぉ」
「えっマジ?!俺と同じじゃん!!」
へ?そう思って振り返るとそこには輝。
「輝も・・・?」
「あぁ、俺も12月25日だよ」
一緒だな、といって輝は笑った。
「あっそういえば千里は?」
「あぁ私は12月24日。」
「えっ?1日違うだけじゃん!」
「そうだねっ。」
・・・千里どうしたんだろう?
「千里・・・?」
「えっ?あぁ何?」
千里の様子がおかしい・・・
絶対何かあるはず。
「千里、何かあった?」
「・・・」
「千里?」
「えっ?」
「えっ?じゃぁないよぉ、もうさっきからどうしたの?
もしかして好きな人できたとか・・・?」
「・・・」
千里は何も話さないまま、ただ顔が赤くなっていく。
もしかして・・・本当に?
「千里・・・」
「苺ぉぉぉぉぉぉ」
「何?」
「私ね好きな人できた・・・かも」
「かもって?」
「まだ好きかわかんないの!!」
「ふ~ん、で相手は?」
「・・・・剛。」
「えっ?剛君?」
「剛がどうかしたか?」
隣の輝が言う。
「えっ?なんでもないよ」
「ふ~ん」
「ちょっと苺声でかい~」
「あっごめん」
でも剛君かぁ~、剛君って言ったら、輝には及ばないけどけっこ~モテてる人だよね・・・まぁ千里なら大丈夫だろ。
「苺・・・全部声に出てる」
「えっ?本当?」
「もうっ嘘ついてどうすんのよ!!まぁ応援してくてるよね?」
「うんっ!!勿論!!」
「キーンコーンカーンコーン」
「あっチャイム鳴った!!席着かなきゃ!!」
そう言って千里は自分の席に戻って行った。
1時間目は道徳。
いつもにまして眠い・・・。
でもあるメモで私のの眠気は吹っ飛ぶとこになる。
私が寝ようとすると輝からメモが回ってきた。
なんだろう?そう思ってあけて見るとそこにはおもいもよらないと事が書いてあった。
<12月25日遊びに行かない?>
と・・・・・。
< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop