飛行機雲
佐久間忠司の過去

【ガラ】

「みんなおはよー✿」
「あ!佳奈美おっはぁ☆」
「おはよう!」
「おっはぁ!」
「おはよー!」
「おす。」

今日もみんな私より早いや・・・。私もこれから学校早く来ようかなぁ・・・。
ま。起きれないんだけどね(笑)

【ガタッ】

「あ!かなみっちおっは☆」
 
ゲッ!さ・・・佐久間君だっ!

「あ・・・お、おはよう・・・。」

「あ!そやっ!昨日カラオケ楽しかった?」
「う、うん。」
「あぁぁあ!俺も行きたかったなぁ!ていうかさ!香織ちゃんチョー怖くない?昨日俺怒鳴られて泣きそうになったもんっ!あぁあ・・・!思い出しただけで鳥肌立つわぁ・・・!」
「そ・・・そうかな?」
「うん!もう、あれは悪魔以上に怖・・・な、なんか後ろからスゴイ黒い重圧がするんですけど・・・。」
「さぁくまくぅーん・・・うちのことで何か言ってました?」
「え・・・い、いや何も言ってませ「うそつけやぁ!うちの悪口むっちゃ言ってたやんけぇ!
ふざけんなよぉ?!」
「ご・・・ごめんなさいっ!・・・」⇦土下座して謝った。
「フッ・・・まぁ、今日はこのくらいにしといてやろう。。。」

・・・香織チョードS!つか、佐久間弱っ!どんだけ弱いねん!⇦みんなの心の声

「あ!達也!この前さぁ何で急にあんなこ・・・【キーンコーンカーンコーン・・・】
「あ。チャイムなったわ。さっき言ってたこと聞けへんかったし、またあとから話して!」
「・・・あ、あぁ・・・やっぱいいわぁ・・・!言うこと忘れちゃったしっ(笑)」
「そっかぁ。んじゃ、ワカッタ☆」

「よし!みんな、チャイムなったし自分の席にすわろかぁ✿」
《うん!》

【ガラ】

「みんな、おはよー!」
《おはようございまーす!》

「えー・・・でわ、一時限目始めるぞぉ!日直よろしくっ!」
「起立、礼。」
《よろしくお願いします。》
「着席。」
【ガタガタガタ・・・・】⇦みんながいすを置く音

「えー・・・これまでの数学はどこまでやって…」

あぁー。暇やなぁ・・・。授業うけんのもめんどくさいし。隣、佐久間君やしマジサイアクっ!はぁ・・・先生の話何かしょうもないしなぁ・・・。ハぁ…。

「おい・・・山本、ツバキから手紙来てんぞ。」⇦前の席の男子(ヒソヒソ声)
「エ?!あ、ありがとう。」

な、、、なんでツバキから手紙なんか来たんやろー?
ちょっと、見てみよ・・・。

【カサカサ】⇦手紙を開ける音

・・・ン?『暇・・・。佳奈美は?』
・・・・って!たったそれだけかーい!⇦心の中でツッコミ
・・・けど、ちょっとうれしいかも・・・(照)



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