運命みたいに恋してる。
運命は予測不能
補導事件の後も、あたしはこれまでと変わりない毎日を過ごした。


カフェのお手伝いをしたり、お姉ちゃんと普通に笑い合ったり、自分がしたいと思うことを繰り返す毎日だ。


そんな日々を過ごすうちに、柿崎さんもお姉ちゃんも、あたしにとってますます大切な人になっていって、それがうれしかった。


そして大地も、あたしにとってどんどん大切な存在になっていく。


大地とふたりで話していると本当に楽しくて、時間が経つのを忘れてしまう。


大地ってほかの男の子たちとは、なにかが違うんだよね。


具体的に、どこって説明するのは難しいんだけれど、あたしにとってそれだけ大地が、大切な友だちになったってことなんだろうなぁ。


そう思うと、なんだかますますうれしくなる。
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