強迫性狂愛

――…


百花の部屋を出て、功を待たせている部屋へと向かった。

部屋に入ると、使用人に出された珈琲を口にしている功の姿があった。


「迅、悪いな」

「いや、いい」

「――…あのさ、宮原さんのことだけど」

「百花?」

「お前さ、どこまで知ってて…宮原さんと一緒にいるんだ?」


功の言葉に、いつも以上に眉を顰めた。


「…知らないで、側に置いてるのか?」

「――…知っている。あいつのことなら…」


海斗に調べさせたことで大体は把握している。

そんな俺を見透かすかのように功は小さく笑った。
< 101 / 745 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop