社長には堕とされません
「タクシー止めるね」
道路に出てタクシーを停めようとすると
ーキキーッドンッ!
反対側を走っていたタクシーがスリップして前の車に追突した
道が凍ってるんだ、、
「古都ちゃん、移動手段…」
振り返りタクシーは危ないかもって言おうとすると
顔を真っ青にしてカタカタと震えていた
「ごめんね!寒いよね」
寒さで震えているのかと思い今村にすぐに迎えに来るよう電話を掛けようとすると
「ダメですっ危ない」
俺の手にある携帯を奪った。