プレイボーイ×天然な幼なじみ
★TWO★

流れ星に願いを――龍太SIDE




 八月十三日。

 梨桜と喧嘩してから、それなりに月日が経っていた。

 だって、喧嘩したの、二か月前だろ?

 二か月たった今でも、佳主馬に言われた言葉が頭ン中に残っている。

――姫は小さい時からずっとずっと―――お前のことだけを愛してたんだ!!一途に、お前だけを想いつづけてたんだ!!

 俺は、ずっと勘違いをしていた。

 俺は、梨桜の好きな男は佳主馬だって思ってた。佳主馬は金持ちだし、美形だし…ずっと叶わない恋だと自分に言い聞かせてた。

 そんな佳主馬が引っ越した時、俺はチャンスだって思った。悲しんでる梨桜の心に付け込んだりした。

 じぶんでも、最悪だって思ってた。それでも、梨桜に好かれたい一心だったんだ。

 なのに、梨桜は最初から、俺のことを―――好きでいてくれたんだ。

 梨桜、ごめんな。お前の気持ちに気付けなくて――俺、バカだよな。


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