プレイボーイ×天然な幼なじみ




 梨桜の白い顔が、トマトみたいに赤くなった。

「……!!」

 俺は、梨桜と唇を重ねた。

「ちょっ…まっ……――」

 梨桜が顔を歪めた。

 激しい方をしたかったけど、梨桜がやたら暴れた。

 梨桜の膝が、俺の股間を直撃する。

「%#☆◎✕!?」

 声にならない悲鳴を上げて、俺、悶絶。

「龍太?!」

 梨桜が声を上げたけど、俺は返事をすることができなかった。

「おなか痛いの!?」

 梨桜が慌てたように言う。違うよ、梨桜。痛いのは腹じゃなくて―――。

 意識が途絶えた。


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