姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
それまでは、彼等の父親の私服をちょくちょく拝借していたが、
(よく考えると、以前孝が階段から落ちた時に、病院に着て行ったのは喪服だった)
外着となるとそうもいかない。
「……こんなもんかなあ」
エリアルは着替えると、鏡の前に立った。
ジーンズのパンツに黒いシャツと、色の濃い上着と、キャップ。
しかし、見た目はほとんど黒づくめだった。
まあ、それは仕方が無い。
太陽の有害な光線が一番防げるのは、黒色なのだ。
その代り、熱は大分吸収してしまうが。