姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



「お前が吸血鬼か」
 

剣太は、口元に笑みさえ浮かべていた。
 

やっと見付けた……。


「そうだけど、何?」

 
エリアルが警戒したまま尋ねると、剣太はぽつりとつぶやいた。


「殺してやる」
 

その瞬間、剣太の姿が消えた。


(――どこだ!?)
 

答えるように、耳元で剣太が囁いた。


「ここだ」
 

振り返ると、首筋に踵が飛んできた。



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