姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
その時、エリアルが微かに身じろぎをした。
パキパキと……細胞が蘇る音がした。
速度は遅いが……まずい。
吸血をした直後だったのか。
吸血鬼の再生能力が、異常に高い事は知っていた。
だが、これほどまでとは思っていなかった。
だから早く、片を付けてしまわなければならなかったのに……!
しかし剣太には、どうしても出来なかった。
……小夜子の見ている前では。