姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
『不治の病に侵されていた為に、
半永久的な生命を提供した』
とでもいうのなら、きっとそれは美談に違いない。
致命的な怪我を負っていた、というのも同じだろう。
しかし、エリアルの場合は、そのどちらとも違った。
確かそれは真夜中で、蝋燭の火だけが照明として焚かれていた、月の無い日。
目が覚めた時、自分の顔を覗き込んでいたのは、
これまで面識の無い人間だった。