姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
「……ありがとう。何か、問題とか無かった?」
大ありだった。
だけど、姉さんが尋ねたのが、
「大学の問題」だろうことは容易に理解出来たので、
「別に何も」
俺は、帰りのことを言わなかった。
うん、これでいいんだ。うん………。
「そう……なら、よかった」
しかし、そう微笑んだ姉さんの顔が、
若干赤くなっている気がした。
俺が、外出した時よりも……。