姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



剣太はもう片方の目を大きく見開いたまま、


ぐらりとバランスを崩し、そのまま仰向けに倒れて動かなくなった。


剣太は、過去の幻痛と実際の痛覚の果てに、

とうとう思い出した。

博士が言っていた言葉を。

『……あの化け物以外の人間を、

誰一人として傷付けてはならない。

約束してくれ。

もしそれを破れば、お前はあれと同じになってしまうから……』
 

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