姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
雨の音に紛れて、車が近くに停まる音がして、そのすぐ後に銃声が響いた。
自分達の戦いを監視していた少年が殺されたのだと、
流れて来た血の気配で悟った。
その少年は、どうやら一代目と行動を共にしていたらしかった。
世界中を巻き込んだ戦争が終結し、
その戦争のどさくさに紛れてこの国にやってきた化け物を、
焼け野原と化した地でずっと庇い続けていた、貧しい農家の少年。