姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
彼はただ、姉さんと俺を比較して感想を言っただけだろうが、
言われた俺にしてみれば『そっくりだから何なんだ』という話だ。
しかも彼は特別だ。
だから、余計に始末が悪かった。
あしらい方にしろ、親戚のおばちゃん連中相手とは訳が違う。
いつの間にかエリアルは、大きな瓦礫片を椅子の代わりにして、
そこにどっかりと座っていた。
しかし何の表情も浮かべず、ただ様子を眺めているのみだった。