姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
いきなり目の前で、そんなスプラッタをやられて、
俺は目を背ける事しか出来なかった。
完全にパニックになり、耳を塞ぐのも忘れて、ただ騒いだ。
それでも生々しい音が聞こえて来た。
……きっとしばらく、俺はこの音を忘れられないだろう。
歯を食い縛ってガチガチに緊張していると、
やがてエリアルが「もう大丈夫だよ」と俺の肩を叩いた。
それで俺が恐る恐る目を開くと……顔面を血まみれにした彼は、
さっきよりも随分落ち着いたような顔をしていた。